こんにちは!キュウです!
今回はサイドデッキでよく見る《浮幽さくら》を紹介していきたいと思います!
目次
浮幽さくらとは
チューナー・効果モンスター 星3/闇属性/アンデット族/攻 0/守1800
このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①相手フィールドのモンスターの数が自分フィールドのモンスターより多い場合、このカードを手札から捨てて発動できる。自分のEXデッキのカード1枚を選んでお互いに確認する。その後、相手のEXデッキを確認し、選んだカードの同名カードがある場合、その相手の同名カードを全て除外する。この効果は相手ターンでも発動できる。
自分より相手のモンスターが多い場合に発動できて、自分のエクストラデッキのモンスターと同じカードを相手のエクストラデッキから除外できるという効果を持っています。
このカードは「強い」というより、大会で負けないために「必要」なカードです。
浮幽さくらが採用される理由
浮幽さくらが環境で採用される理由を紹介していきます。
相手の超強力カードを使えなくさせる
現在の環境ではエクストラデッキを使わないデッキはほとんどありません。2018年4月現在の環境トップである【魔術師】では《ヘビーメタルフォーゼ・エレクトラム》、【閃刀姫】では《閃刀姫ーカガリ》など、メインで活躍するエクストラデッキのモンスターを除外できれば、相手は苦戦を強いられます。除外されたカードを再びデッキに戻すカードを入れていることなんてほとんど無いでしょう。
先行ワンキルやエクストラリンクを目指すデッキでは、《ファイヤウォール・ドラゴン》や《サモン・ソーサレス》などを除外できればそのデッキは動くことができなくなります。
採用率の高い《ヴァレルロード・ドラゴン》や《水晶機巧ーハリファイバー》を対象にとれば多くの確率で除外できると思います。
なぜサイドデッキなの?
《浮幽さくら》は強力な手札誘発ですが、メインデッキにいきなり投入されることは少ないです。それは相手のキーカードをピンポイントで打ち抜き、完全に相手のデッキを機能させなくするひつようがあるからです。
公認大会は主に2ポイント先取で勝敗を決めています。1戦目で相手のデッキを見極め、2戦目を確実に取るために、妨害カードを増やす目的として採用されるからです。
【SPYRAL】が環境トップだった時代には、自分のエクストラデッキ《SPYRALーザ・ダブルヘリックス》を投入し、メインデッキに《浮幽さくら》を投入していたことが多かったです。1強のデッキができてしまうと投入率が上がるカードだと思います。
弱点と対策
弱点と対策をいくつか紹介します。
弱点
弱点を紹介します。
自分のエクストラデッキの枠を使ってしまう
自分のエクストラデッキを選ぶ必要があるので、自分のエクストラデッキにメタ用のカードを投入しなければならない場合があります。
また、サイドデッキにメタ用のリンクモンスターなどを入れることができますが、それでは逆にサイドデッキの枠を使ってしまいます。
対策
対策カードを紹介します。
墓穴の指名者
《墓穴の指名者》は速攻魔法で、「相手の墓地のモンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを除外する。次のターンの終了時まで、この効果で除外したモンスター及びそのモンスターと元々のカード名が同じモンスターの効果は無効化される。」という効果を持っています。
全ての手札誘発カードを対策できるカードで、現在ほとんどのデッキに2〜3枚投入されています。
《浮幽さくら》の発動に対してチェーンで発動することで、効果を無効にできます。
最後に
このカードは大会参加用のカードだと思っています。
友達との対戦で使ったら友情崩壊間違いなし。
気をつけましょう。
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